2008年07月01日

赤い蝋燭と人魚 小川未明



圧倒的なリアリティを持って
小川未明の世界を書かれている挿画の酒井駒子さんに拍手喝采。
ダークな世界がものすっごくお似合い。
最近絵本じゃなくて児童書でも見かけますが
そちらもちょっとダーク系でけっこうはまるんですよね
ちょっとぷっくりした少年少女を無表情ながらもなんか
訴えるものを強くかけているというか
なんともいえません。
大好きです。
赤ちゃん人魚の全身像にはうっとなりましたよ…。
そして後半の人間の服を羽織ながら蝋燭に絵を付ける人魚とか
なんともいえない理不尽な世界と相まって
ダークファンタジーと化した小川未明ワールド。おすすめです。
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2008年06月30日

図書館戦争spitfire! 01 画 ふる鳥弥生 原作 有川浩



副題の「SPITFIRE!」の意味がわからないままだったのですが
帯に「熱血馬鹿」とあってその上にロゴがあったので
そのような意味かと。
最初英単語で検索書けたら戦闘機が出てくるので笑ってしまいました。
英和で調べると

1 かんしゃくもち, (特に女の)短気者.

2 火を吐くもの(火山・大砲など).

3 ((S-))スピットファイア:第二次世界大戦中の英国の戦闘機
プログレッシブ英和中辞典

とありどれも当たってるんだなと納得。

さてふる鳥版図書館戦争はというと
ディテールがイイですねぇ
階級章とかライフルとかヘリとか全部手を抜かず出てくるから
リアリティが出ています
そして座っていても郁と堂上の身長差がわかるデッサン。
うーん巧い!
堂上のおっさん度がちゃんと軽減されてきています。
良かった。
個人的に隊服の着こなしが違うとかそういうところにも
目がいくのでちゃんと書かれていると嬉しい限り。
最後まで是非お願いします!
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2008年06月20日

クリスマス・ストーリーズ 



アンソロジーで島本理生さんのが読みたかっただけ
なんだけどどれも結構良かったです。
「セブンティーン」(奥田英朗)の外泊しようとしているむすめに対し
どうするか母親?ってシチュエーションに真剣にどきどきしました。これ難しいですしね。
自分の時を思い出せって感じですが
怖いのは行為より妊娠だとか赤裸々に書いてあってかなりおもしろかったです。そうですね、まさに。
島本さんのも良かった。この人の描写はしんみりと
絶対的な幸せでなくてもなんとかなる。みたいなところがあって
…もしかしてハッピーな話は無いのかもしれないけれど
しばらく読み続けるつもりです。
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2008年06月16日

サクリファイス 近藤史恵



ロードレースというちょっと見慣れないスポーツを題材に
書かれています。
近藤さんがスポーツ!なんかちょっと違和感がないでもない。
チーム競技にありがちなエースとそのアシスト。
アシストに徹する主人公とエースや次期エース
有名チームのスカウト、昔の事故…
どんなスポーツでもプロになったらやっぱり
いろんなきれい事ではすまない事があるんだろうなーと
読み終わってもちょっと暗い気持ちのまま
なんですが最後の文章は良かったです。
清濁併せのむという感じの彼が好きだ。
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2008年06月14日

2008年06月13日

ナラタージュ 島本理生



ずっと読みたかった恋愛小説
高校教師と生徒と聞くととりあえず読みたい。
演劇部の泉と葉山先生の卒業後のずっと微妙な関係を
続けてて限りなく両思いなのに不毛な二人をずっと
応援するつもりで読み終えました。
最初に結末がわかるのですが
それでも途中絡んでくる小野くんや他のカップルの動向が
気になって一息に読めました。
小野くんのキャラ造成が際だって巧いというか
活かされてますね
実際にいそうだしこういう彼氏。
私は嫌だけど。
泉の強さが新鮮でした。
葉山先生の出方は既婚で読むか独身で読むかで
違うけれどとりあえず既婚者としてはありかなという方向で
憎めないです。
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2008年06月12日

花が咲く頃いた君と 豊島ミホ




豊島ミホさん初読み
当然のように花を扱ったものから(笑)
好みが変わらないな昔から。
そしてツボくすぐられてきました。
ばかっぽいオンナノコがやたら巧くて
本人も馬鹿っぽいのかと思ったら早稲田…おや?
底辺の教育困難高出身じゃないんだ?
以外…
女子高生はみんなばかっぽい話し方するか。
それが流行ならみんな習うしな。

アイドル並の美人といじめられっ子
とか
頭の弱いオンナノコとか
一歩間違うとラノベなのにちゃんと一般書に書けてるところが
不思議でしょうがない。
きっとご本人がいろんな経験された上での創作なのだと思います。
他のも読んでみたくなりました。
上も下も弱さも強さも知らなくては作品に幅は出ませんのでね
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2008年06月02日

心に龍をちりばめて  白石一文



発売されたときこの表紙と
あおり文句にかなり惹かれていました。
すっかり忘れていたのですが図書館で見かけて思い出して
即借りてきました
やくざが出てくるのでハッピーエンドかどうかわからないこともあって
ベタだけれど最後までどうなるかと
ひやひやしながら読みました。
絶世の美女といっていいくらいのヒロイン美帆と
命をかけても良いというまじめなやくざ勇司
議員候補の東大卒の彼なんてかすみますね
最初から運命めいてくっつきそうでなかなかくっつかず
かといって離れず…と続く。
一気に読めて良かったです。
あまりにも登場人物の事情が複雑すぎて
濃いので現実味ありませんが恋愛物として読むならそれもよしといったところ。
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2008年06月01日

2008年06月01日

2008年05月26日

KIMONO姫 8



やっぱり私の目指すところとは大きく違っていて
久しぶりにお金を捨てたような気持ちになりました。
どこがどういいのかさっぱりわからないスタイリング。
浴衣の良さがすべて殺されたような
よくわからなさがイマドキというなら
全然イマドキじゃなくていいです、と言い切るわ!
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2008年05月21日

あのひととここだけのおしゃべり



三浦しをんとか羽海野チカさんとか
オタク女子の語りが絶妙!
「彼氏ってつまらなくない?」
みたいな時々おおきなツボに飲み込まれて大笑いさせて
もらいました。
オタク女子って強い。
そして語る!
語るんですよね〜おしゃべりが大好き
どんなネタでも見解があって深い。
合コン話なんかほんとうにおもしろい。
一般的な生活もしてる人がやっぱりおもしろいと思いますよ。
でも私は24年組といわれている古い作家が
わからなくて…すみませんと思いながらよみました。
あんまり古いのは受け付けなくてだめなんです。
でもわかる範囲だけでも楽しかった。

よしながふみさんまたよみなおしたくなりました。
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2008年05月20日

2008年05月20日

Gosick 桜庭一樹

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2008年05月14日

子どもへのまなざし 佐々木正美

10年ほどになる少し古い本です
新しい育児書ばかり読んでいた私の手元に
縁があってやってきました。
著者も老齢ですが視点が新しい
そしてこの先の親子に少し憂いながら
優しい育児を諭してくれます。
「過干渉でなければ過保護でもいい」
「望んだことをすべてかなえてあげればいい」
決して子供は依存心の強い子になるわけではなく
満たされて人を信頼し優しい子になるそうです。
自分もこういう育児を心がけたいと思いつつ
周囲があまりにも怒るので
私は怒らなさすぎか?と心配になっていた時だったので
とてもほっとしました。
優しい子になって欲しいなら親が優しくないとね!
人に合わせてあげられる子になって欲しいならまず
親が手本を見せないとね
そう、まずなって欲しい人物像を
口で言うのではなく自分がやってみせるということ。
良かった!自分の育児やっていこう!と
晴れ晴れした気持ちになりました。
この本をくださった方は
「厳しいことも書いてありますが」と前置きしてくれました。
これが厳しいならきっと優しいお母さんなんでしょうね
ちゃんとIメッセージで語っておられる人でした。

幼児期の発達は建築でいう基礎工事
大学や就職は家具やカーペットで
後からの物ほど簡単に取り替えが効く
けれど基礎工事は誰も見ないしやり直しも大変である
というかもう出来ない。
出来ないけれどその幼児期のやり直しをしたほうが
いい人が増えている…

五体満足で産まれてきて
それだけで良いと思っていた
いうことはいつも思い出さなくてはと
思いました。
子供は本当に可愛い
過不足無く現状に満足していたら
子供も親のことをそう思ってくれるのですって
そうありたいと思います。
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2008年05月11日

最愛 真保裕一



姉と弟の「最愛」を追いかける道筋で
明らかになる姉の生き方と追う弟
タイトルの付け方がまずいんじゃ…
最初っからネタバレしますよこれ。
分かってしまうって!
そしてラストは医者が診たらおかしいらしい…

筋はいいけれど私はどうしても姉が好きになれないし
登場人物がどれもろくでなしで
魅力を感じずもったいないことをしました。
後味も悪くておすすめできない…
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2008年05月10日

心霊探偵八雲 失意の果てに 神永学



ちょっと進展してる八雲と晴香
やっぱり八雲のツンデレ具合が微妙すぎる。
晴香主体で書いても説得力が薄いのかも
八雲のそのあたりどうよ?ってつっこみたくなります 
でもこれ恋愛物じゃないし仕方ない
心霊探偵としては佳境も佳境
八雲父の真意がわかってしまってなすすべもない
大ピンチ!
続きが楽しみです
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2008年05月08日

2008年05月08日

2008年05月05日

ジーン・ワルツ 海堂尊



バチスタの海堂さんの様に現役勤務医がリアリティを持って
書くとこうなるのかと感嘆せざるを得ない雲の上のお話でした。
あり得ないだろうと思いながらでも可能な事を
やってのける美貌の医師理恵とそれを取り巻く
現在の出産の現状。
これはひどい。お産難民とか言われてるけれど
どうしてそうなるのかフィクションであっても
克明に書かれていると納得してしまう。
いつも海堂さんは医療崩壊の危機をフィクションで訴えて
巧いと思います。
冷徹な魔女、と言われる産婦人科医曾根崎理恵が
違法とされている代理母出産に手を染めた…
さて現在も敢えて名を公開して
是非を問う先達がいらっしゃいますが
今後どうなるか是非是非この本も多いに話題になって
出産に縁遠い世代からも興味を持ってもらいたいと思いました。
自分がもし代理母から出産されていても
この制度に反対できるかと想像してもらいたい。
むやみな乱用はダメですが
その命は多くの祈りを含みます。
偽物はありません。
あるとすればそれは育児方法によります。
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2008年05月03日

2008年05月03日

2008年05月01日

せいせいするほど、愛してる 北川みゆき



北川さん初の社会人ものです。
ごっつー無理があります。
副社長27才だし
化粧品会社の広報って25才の女子単独で
仕切れる仕事じゃないと思うし
全然直の上司出てこないし
取材しないで描いてるのか?と思うほどですが
でもスキ…(無条件で伏す!)
副社長海里もいいですが
今回は宮様に落ちました〜!
有能なライバル社の彼に。
押しが強いのに寸止めに耐えてます(ありえないけど紳士!)
いやぁ関西弁でタレ目に行くとは自分でちょっと信じられません。
でもいいわ!彼と合コンしたいです。
目の前にいたらなんとしてでもお持ち帰りさせてみせる!(違)
と鼻息荒く読んでいます。

愛人でいいの歌う歌手がいて言ってくれるじゃないのと思う。
by俵万智
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2008年05月01日

心霊探偵八雲 2 魂をつなぐもの 神永学



リニューアルして出版したら人気が出たってどういうこと?
おかげで続編読めて嬉しいです。
身内に死者がいるとちょっと辛い今回。
八雲のツンデレっぷりと毒舌は今ひとつですが
いちおうこれが受けてるんでしょうか
後藤さんの方が活けてると思いますが
個人的には「氷を抱いてる」彼が好きです。
今回は一編のお話で前回よりおもしろかったです
でもなというか伏線がまた現れました。
八雲父ってどんな人なんだろう…。
連続殺人事件と晴香を巻き込んでの事件と
変わりゆく八雲と晴香と
まだまだ気になります!
よし読むぞ続刊。
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2008年05月01日

切れない糸 坂木司



ひきこもり探偵シリーズが完結してるみたいなので
新しいシリーズ物になりますかこれ
クリーニング屋を継いだ息子とその友人で
町内のちょっとした事件を解決ってスタンスはどの作品にも共通しているところですが
今回も男二人で仲良しです。
おもしろいのはクリーニング屋さんの内情で
利用してるわりに中のこと知らないなと思いました。
なんというか特殊な職業だけれど
テレビ屋なんかで特集されることってめったにない、
そんなスタンスですね。
腕の良いアイロン職人のヒデさんに惚れました
弟子入りしたいです。
そして皆さんもクリーニングに出す際はもう一度
注意点検を。
家庭内事情が筒抜けですぜ。
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2008年04月25日

ホテルジューシー 坂木司



リゾートバイトでけなげに頑張る長女気質のまじめな
ヒロちゃん。
怪しげなオーナーともうちょっと糖度が高かったら
読めたかも。
別に悪くはないけれど盛り上がりに欠けました
坂木作品は私にはのれるものとのれないものがあるようです。
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2008年04月25日

仔羊の巣 坂木司



引きこもり探偵第二弾
一作目よりもっと坂木くんが心配になります
佐久間さんの気持ちがわかるわ!
そして解説に有栖川有栖…。作中同名って縁?
ひきこもりというとなんですが安楽椅子探偵とかは
昔からあるので特に変わったことはなく
ただひたすら鳥井くんが頭脳明晰で天才的です。
のでどうしてもちょっと嘘くさいのですが
やっぱりスキだな…。
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2008年04月22日

心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている  神永学



図書館で借りたのと装丁が違う…
リニューアル後何回かさらに変わってるのでしょうか
人物絵がない奴です。
心霊物って苦手なんでどうかなと思ってたんですが
杞憂でした。
大丈夫。
「難解な表現を排除し、映像を文章にする独自のスタイルで執筆活動を続ける」という紹介通りでさらに怖がらせるために心霊を出してるわけでもないので読めます。
八雲のツンデレっぷりがまだ甘くこれがもう一歩!と惜しいところですがなんとか人気出て続刊してますしこの後はお楽しみかなと。
「トンネルの闇」なんかはすごく映像が思い浮かぶ書き方で
ドラマを見てるようでした。
今とても少ないタイプの人だと思うので
もっと読みたいです。
八雲のデレがもうちょっと甘くなってください(笑)
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2008年04月20日

一人二役 河本準一



「次長課長」が昔は「次長課長社長」だったと初めて知りました
いじめや虐待は定番でどこまでほんとかなと思いつつ
苦労話なのでしみじみと読んでしまいました。
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2008年04月11日

左手のパズル 萩尾望都



文章が萩尾さん、挿絵が東逸子さん
絵が目的で借りたのですが
文章も割とおもしろかったです
左利きを矯正され、親に疎まれたジョシュア
森で生きた一瞬と現在の彼女との間で
さまよってもう一度戻るまで

左利きの矯正って厳しいですよね
相当うまくやらないと。
持って生まれたものは本人のせいじゃないのにと思います。
美しいさし絵が一杯で
楽しめます。
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2008年04月09日

別冊図書館戦争1 有川浩



表紙からして赤でハートだし
ベタ甘は覚悟していたけれどそうでもなかった
私にとっては図書館革命の方が甘かったです。
もちろんこれも砂糖に蜂蜜かけてお玉で喰わされてるみたいな
感じはありますが
堂上と郁の本編ラストにつながる話です。
いきなり数年後で終わったから嬉しかったです。
そして予想通り山猿ヒロインに苦労してる
むっつり助平な堂上(笑)
20代半ば過ぎまで守ってきた純粋培養大娘をどうやって陥落するか?
もうそれにつきますね
噛むなよ…(笑)
のっけから笑える会話もたくさんあったけれど
ムツゴロウのくだりに大爆笑しました。
堂上、ご苦労様。君が一番の功労者だよ。
こんな男性ばかりなら世の中のオクテ女子は幸せにしてもらえるような
気がします。大変だけどさ!
この堂上の優しさはやっぱ背が低いってこともあるんだろうか
私自身が大女なので背の低い男性には聞いてみたいこともあります。
絵的には確かにバランスは悪いだろう
ドラマとかもモデル女優増えてきて苦労してるみたいだし。
でもねぇ人様に見栄えよく恋愛する訳じゃないからね
むしろそれを超えてる人に惹かれますよ
堂上大好き!
で、内容はというと名もないキャラにべらべらと事件の動機を
話させたりとかツッコミ警戒なのかもしれないけれど
こんなスピンオフでどうでもいいような事に
行数割いてるような気がしました。
図書館ならではの事件じゃない。
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2008年04月09日

青空の卵 坂木司



デビュー作でひきこもり探偵シリーズ第一作。
頭が良いけれど人間関係で傷ついて半分ひきこもりの
鳥井くんとワトソンを目指す坂木くん
下手したらBLだけれども
共依存な二人の再生への物語。
一応ミステリーなんだろうけれど
登場人物がみな愛すべきキャラで
事件の真相はというと鳥井くんが一瞬で推察してしまうので
ミステリな感じがあまりしない。
そのへんは「シンデレラ・ティース」に似ています。
作者が登場人物と同じ名前で覆面作家というところに
興味がわきますが女性でしょうねこれ。
男性作家にはなかか男同士の共依存はかけんだろうし
だいたい何いちゃいちゃしてんのってくらい
セーター着せたりコートの衿たてたり
料理作ったり、もー!べったべったしてます。男二人でさ。
でも実は読み始めてすぐにこの作品は好きになる、と
思いました。
すごく傷ついてる人が立ち回るのでどれもこれもが
切ないのです。
鳥井くんが外へ出て行けるように頑張る坂木くんも
実は寂しいと思ってる。
独占したい特別な友達。
友達に対して自信が持てない
自分じゃなくても良いんじゃないか…って
色々考えすぎてる
二人して早く落ち着けたらいいのになと
応援したくなります。
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2008年04月08日

黒執事 枢やな



これってコメディというかギャグなんでしょうか
見開き決め台詞で吹き出しそうになりました
見開きでジョーク?洒落?
幼年で隻眼の主人とセバスチャンという執事
実は契約で結ばれた主人と悪魔という関係。
まだまだナゾがあって先が楽しみですが
これって後半はシリアスに進むんですか
楽しみにしてます…。
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2008年04月07日

Q&Aモラル・ハラスメント 



ずっと気になっていたのは虐待された子は
虐待するかということで
残念ながら連鎖する例は多いとのこと
どうしてなのかが疑問でした
当然嫌でしょう
でも自分の子にしてしまう?

この本を読んで氷解しました
「暴力とは学習の結果です。遺伝や体質ではありません。」
つまり、被害者の子供は加害者の親から
暴力を使うと言うことを学ぶ。
それを有効な手段として覚えてしまう。
善悪は分かっていても有効な手段として行使してしまう、という
連鎖。
確かに叩いたり大声上げたりして言うことを聞かせた方が
早いし楽だ。
でもそうされた子は怒りで内が一杯になる。
思春期になり体格が同じくらいになったらきっと
自分の子が怖くなると思う。
怒って育てた子は怒る子になるから。

自分のルーツを探っても癒されないけれど
コレはなかなかおもしろかったです
もちろん私は主人からこんな扱いは受けておりません。
手を挙げるどころか大声すら出されたことないですね
怒ったときは淡々と説教にこられます…
ソレが滅多にないだけに来たときは怖いです…。
ちなみに私は親が見事にハラッサーだったので
手段としてモラルハラスメントは熟知しています。
怒ったときは使います。反省。
なんとか食い止めたいと真剣に思っています。
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2008年04月06日

篠原千絵まつり

巨匠シリーズか(笑)

「天は赤い河のほとり」
「暁に立つライオン」
「蒼の封印」
「海の闇 月の影」
「闇のパープルアイ」
「陵子の心霊事件簿」

うっかり「天河」読み直しはじめて
ずらーっと一式読み直しました。
また睡眠時間削ってます。
天河はもうぜったい「天てん」と読んでしまう
どうしてもこれを「そら」とインプットできないです。
カイル王子がやっぱりいいです。ツッコミどころは
満載でもオトメの夢も満載なんで良いと思います。
「海の闇〜」は雑誌連載時から追いかけていて
とてもスキでした。
「パープルアイ」ではじめて篠原さん知って
ホラーっぽい書き方なので怖い怖いと思いつつ
読んでしまうというはまり方でした
でも実は男性陣にキャラ萌えしたことありません
年上の包容力のある強引な
でも寸止めに耐える紳士(笑)なんですが
どっちかというと女性の方に力入れてしまいます。

双子ものを読み直したくて読んだものの
親になってから読むと
「パープルアイ」が泣ける…!もうほんと泣ける。
母娘二代の話なのを忘れてた
まい編は涙がでましたわ

絵は「蒼の〜」くらいのときが一番スキですね
ラストも常に見開き黒ベタだったり
ワンパタと思えてもやっぱり読んでしまう
どれもおもしろいと思います。
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2008年04月05日

図書館戦争 LOVE&WAR 弓きいろ



図書館戦争 弓きいろ版コミカライズ
やっとでました!
堂上がツンデレで王子です
いやぁー郁に甘い
甘すぎるわ!しかもおまけ漫画で自分の上着かけてます!
アップが多くて画面が見づらいけれど
少女漫画で図書館隊が見れるとやはり嬉しい
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2008年04月04日

青い鳥 重松清



このタイトルの本って一杯ある。
幸せを運ぶ青い鳥は村内先生。
いろんな事情の子供の側にいることを目的に
あっちこっちの学校へ飛ぶ
学校で話せなくなる子
親が自殺した子
交通事故の加害者の子
いじめた子
施設の子
私立受験に失敗した子

ちょっと違う視点の主人公達を
非常にシュールに書いています
いつの時代も子供が主人公の本は
子供が読むとそうじゃないってとつっこみたくなる
もので
これも例外では無いと思いますが
大人が読む分には十分です。

嘘をつく子は寂しい子です、
なぜなら嘘がばれるとひとりぼっちになるからです
ということが最後に書かれています
親はきっと自分を愛してくれている
友達もきっと自分を、と思いこみたくて
嘘をつく
そうでないと恐ろしい孤独がおそってくるからです
誰でも一人は寂しい

個人の孤独と集団の狂気を書いて秀逸。
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2008年04月04日

きもちの本 森田ゆり


 


児童書架で受け取るように言われて驚いた
そうか児童向けだったのか
そんなわけで
大人にはちょっと物足りないので
他のを読んでみようと思います
もしかしてあわないかも…?
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2008年04月01日

クリスマスローズ

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2008年03月31日

眉山 さだまさし


女手一つで自分を育ててくれた母親の末期にあって
その過去をさぐる娘咲子とそれを支える医師の寺沢
昔の話は結局出てこないのですが
ドラマ版ではそれを常盤貴子が二役でやるとか
見たいようなみたくないような
でも常盤貴子はきっぷのいい役柄は似合う。
そして映画版は松嶋菜々子。
ジョディ・フォスターみたく優等生な役柄ばっかりですね
でも彼女はきっと知的障害とかの役柄はしないと思う。
精神疾患はやっても障害はきっとイメージ的にやらんだろう。
映像で阿波踊りを見る価値はありそうですね
それくらいラストのシーンが臨場感をもってます。
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2008年03月27日

シンデレラ・ティース 坂木司



歯科医嫌いの主人公が受付嬢になり
やってくる不自然な患者の原因を他のキャラ達と
探っていくという筋立てで
恋愛もの。
技工士の四谷くんがいいです。王子。
人つきあい下手だけれど恋愛下手ではないですね。
アプローチも上手でリードも上手
いいじゃないか!
手をつなぎたくなる恋愛小説ということで。
鮎、欲しい(笑)
マニアックなほど頑固で仕事に一途な四谷王子をおすすめします。
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2008年03月26日

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 リック・リオーダン

「魔海の冒険」


バミューダトライアングルまで
仲間を助けに行くことになったパーシーとアナベス。
ハーフ訓練所のピンチと宿敵との再会
おお、これでこそ冒険活劇!
今回一番スキなヘルメスが出てきました
昔からヘルメススキなんです
象徴である杖ケリュケイオンはなんと携帯です(笑)
いいわぁその現代化が
そういや軍神アレスもすごかったし
今後も出てくる神々が楽しみです
めっちゃ3巻に続く引きが辛い…
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2008年03月25日

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 リック・リオーダン

「盗まれた雷撃(ライトニングボルト)」


ギリシャ神話がそのままアメリカへやってきて
ビッグスリーの息子パーシーが大活躍
人間とのハーフで人間界ではできそこない
(というか難読症でADHD)
でも実は英雄の名前を持つパーシーと
出来損ないサテュロスとアテネの娘の三人で
神々の戦いを止めに行くという
ハリポタ?みたいな設定でこれはもしかして
昨今の児童文学では流行なんでしょうか
いや、でもアルテミスは一人…(と従者)
オリンポスはエンパイアステートビルに来てたり
ギリシャ神話がスキなら楽しい現代設定に
にやにやしながら読み進んでしまいました。
人物も少なく設定もわかりやすくついて行きやすいので
読み聞かせにも向いてる感じです
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2008年03月22日

C★N25 

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2008年03月21日

本からはじまる物語



アンソロジーです
その名もずばり本がテーマのショート集

飛び出す、絵本(恩田陸)/十一月の約束(本多孝好)/招き猫異譚(今江祥智)/白ヒゲの紳士(二階堂黎人)/本屋の魔法使い(阿刀田高)/サラマンダー(いしいしんじ)/世界の片隅で(柴崎友香)/読書家ロップ(朱川湊人)/バックヤード(篠田節子)/閻魔堂の虹(山本一力)/気が向いたらおいでね(大道珠貴)/さよならのかわりに(市川拓司)/メッセージ(山崎洋子)/迷宮書房(有栖川有栖)/本棚にならぶ(梨本香歩)/23時のブックストア(石田衣良)/生きていた証に(内海隆一郎)/The Book Day(三崎亜記)

ってすごいです
一番最初に読んだ恩田さんのに小躍りして
梨木さんのにナゾ。
篠田さんみたいに不思議系がはまりました。
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2008年03月16日

毒姫 三原ミツカズ



朝日ソノラマから朝日新聞社になって
新装版?になっているみたいです
何か違うところでもあるんでしょうか
やっと3巻。
ゴスロリ風味全開で楽しい王妃王女王様王子
入り乱れて居ます
絵が楽しいですね
筋はゆっくりで刊行も遅いのでちょっといらいらしています。
死化粧師もやっと再開
楽しみにしています。
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2008年03月16日

夢見る黄金地球儀 海堂尊



桜ノ宮市が舞台なんだな〜とか思っていたら
小夜さんが出てきます「ナイチンゲールの沈黙」の小夜さん
ブラックドアも出てきてリンクしまくりの布陣。
ちゃらんぽらんな「ジハード、ダイハード」な約束につられて
黄金の地球儀を盗み出す羽目になった平助、
その実は結構硬派で読み応えありました。
予想外ってことはなくてもマニアックな専門用語付きで
繰り出される男性二人の不毛な会話は健在で
これは海堂さんの持ち味でしょう!
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2008年03月13日

防壁 真保裕一



真保さんでセキュリティポリスもの
で他の三編は海上保安庁特殊救難隊で
消防吏員(笑)で、自衛隊
すごい制服ものそろい踏み
マニアック!
どうしてこれを読んでなかったんでしょうアタシ。
どれもそれなりに実情をよく描かれている上での
ロマンス〜というか男の理想〜ですな
どれも同じくらいのインパクトで
言ってしまえば平坦なかんじ。
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2008年03月12日

輝夜姫 清水玲子



ものすごい世界観にあただ圧倒されて
読みました
もう一回読み直したいけれど時間がありません
人死にの多い作者ですが
これもまたご多分に漏れず…悲しいです。
誰がいったい幸せになったんだろうと問うても
誰も幸せでは無いような気がします
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2008年03月12日

着物コモノ 竹蔵龍



個人のオンラインショップにしちゃあ
素人臭さが無いなと感心してるお店の店主さんの本
経歴見たら
都銀勤めのあとピーチ・ジョンでバイヤーだって
そりゃ玄人だろ、みたいな(笑)
コモノはとても惹かれるものばかりで
全部揃えたいのですがあくが強いのでどれも主役級です
私の着物スタイルにはとてもいいですが
イマドキ着物女子の暗め紬、柄衿、柄足袋
ピアスやリングといった格好にはどうかな
20代なら絶対よしたほうがいい
オミズみたいなスタイリングです。
作者とは路線が全然違うのでとても参考になりました
でもまずこういった格好はしないという例ばかりでした(笑)
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