五條瑛って何がすごいって男臭いとこかと。
高村薫さんもそうだけど
こういう底辺の男性陣をかかすとすごいことになって
そこに詳しい世情が入るとフィクションと思えない
くらい重いのですが
出てくる人たちは皆仲良しでそこが救いです。
日雇いのその日暮らし金満・安二・アキムの3人に
起こる事件と日本の事情
こういう世界は知人も居なくて聞いた話すらなく
報道されてることだけだからよけいにわかっていない
日本にどれくらい外国人労働者が居て
日雇いの現状はどんなものか
底辺の生活はどう成り立っているのか
他の作品でも出てくるけれど常に
「搾取されるモノは一生搾取される」
バクチをやめられない男とか当たり前にいるし
その男に貢ぐ馬鹿な女〜!と叫びたいキャラクターも実際には居るんだろうしほんと「どうしようもない」人間が構成する社会って
救いがたい…と思いました。
その臨場感は他作品のスリルとはまるで違ったモノですが
読んでみて納得していけました。
2007年05月26日
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