2007年12月16日

ブラックペアン1988 海堂尊

おもしろい!一連のバチスタシリーズを読んでいると
本当に楽しい番外編。
もちろんこれだけでも医療エンタメとして読めますが
やっぱり番外編ですね
研修医の世良を主人公に20年前の東城大学医学部を舞台に
おなじみの登場人物たちが動くわけですが
田口、速水、島津の同期はまだ学生〜
高階病院長や黒津教授が若い〜
藤原さんが現役で機械だしやってる!
いままでの伏線の巧妙さにうなります。
医者とは何か、最善とは何か、
技術の個人差、倫理観、すべてが違うのですから
起こって当たり前の軋轢。
ブラックペアンの小道具も夢のようですが
そこは現役勤務医のこれでもかという
リアリティをもって打ち消して終了。
専門用語バリバリでも楽しめるってすごい。
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2007年12月10日

昔のきものに教えられたこと 石川アキ

群ようこさんの着物論に賛同できるなら
こちらの方にもうなずけます。
昔の関西のお嬢さんである筆者が語る着物の本。
うーん、誂えは当たり前で柄とか染めとかも注文するレベルですから
今とはちょっと間隔が違うんですが
豪華な着物のことも伺えて楽しめます。
最近、着物本といえばどっちかっていうとチープシックなので
真っ向勝負という感じです。
今時の普段着着物女子には批判的ですね。
群さんと同じく着捨てないで繰り回しして大事にして欲しいという
願いがかかれています。
モトの値段が違うし質も違うから同じようにはできないけれど
半襟は白、裏マサリ、ルールを守って自己主張ってことで
昔コーデも大変参考になりました。
ニックネーム アサヤ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想

2007年12月08日

アルテミス・ファウル 妖精の身代金 オーエン・コルファ

いつ見ても貸し出し中忘れていた頃に
ひょっこり借りることができました。
と思ったらもう4巻まで出てるし文庫化もしてるって!
おお、うれしいぞ。全部読もうと思うくらいには
はまりました。

シグ・ザウエルが出てくる児童書妖精ものファンタジー(笑)

悪事の天才、犯罪一家の跡取りアルテミスとその執事と
妖精たちとの攻防を書いてますが
なんかアルテミスが007のジェームス=ボンドみたいな
口調でやりとりが大人っぽく皮肉とかユーモアがあって
楽しい。
そして!執事(バトラー)のキャラが良い。
訓練を受けた手練れのボディーガードで妹も同業。
たった12才の主人を心底信頼して動く熟練の大男。
絵的にもステキですよ!
そして妖精たちのハイテクぶりも圧巻。
全然妖精らしくなく武器をもって闘います。
現代的なセンスで、でも児童書らしくまとまっていて
誰が読んでも楽しい。
一応クリスマスものです。
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