2006年09月23日

別れて後の恋歌

高橋治さんが直木賞作家ということを初めて知りました。
というかそんなにメジャーじゃないよねと思っていたら
著作は多い。
炭鉱の島に嫁いできた若い嫁と祭りで見かけた青年の
ながーい年月をかけた純愛といいますか
実際のところ祭りと島の描写です。
でもロッジのおばさんが巾聞かせていたり
話の進み方は好みでした。
着物の描写も詳しいので嬉しかったのですが
これほんとに必要なの?と思うほど風景描写とか
しつこくて石塚夢見さんの漫画を読んだ限りでは
短編かと思っていたし実際もっと短くてもでも良いのではと思うくらいです。
でもゆっくりと先へ向かいつつどうなるんだろうと思わせるので結末を知らない人はその流れに任せて読むと楽しいかも。

なんでそこで黙って10年も待てるのかなとか
お姑さんもよくわからないというか
それでいいの?って思う女性が出てて共感は出来ないけれど
大人のファンタジーとしておもしろかったです。
ニックネーム アサヤ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想

2006年09月18日

重力ピエロ

伊坂幸太郎ってそういやあちこちで特集されて居たけれど
そのとき興味なくてほっといたのでした。
「陽気なギャングが地球を回す」の人ってくらい。
実は私強姦ものってほんとーに苦手で
猟奇殺人よりいやなんですよ
感情移入して読む方なのでこういう犯罪は許し難いというか
性犯罪者は全員死刑で良いと思ってる人間ですので
主人公にかなり同調してしまいます。
犯罪被害者を書かせたら宮部みゆきさんもすごいけれど
古い作品で「クロスファイア」というのがあって
絶対的な力が持てたら犯罪者に報復するか、というのが
テーマになってる(と思う)んですが
私はきっと報復するタイプ。

なので弟の春にはエールを送ります。
連続放火犯を捕まえようとする兄弟泉水と春。
見守るガンに冒された父。
無くなった母との思い出や兄弟の幼いときの記憶。
数ページ読むと出てくる挿話がもったいないほどあって
どれもしみじみと家族の良さを伝えています。
家族とは努力してなっていくものだと思う、
そういう風に思える家族が登場します。

自分の家族とのあまりの違いに目の前が暗くなりそうでした
そこはそれフィクションによる理想の家族。
目指してみたいです。
ニックネーム アサヤ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 本の感想

2006年09月13日

ラグーン・エンジン・アインザッツ

杉崎ゆきるさんはとても綺麗なCGを描かれているので
興味はあったのですが筋がどうかなと
アニメっぽいので手が出せずにいて
とうとう買ってみました。
表紙絵のブルーがとっても綺麗だったのです。
アインザッツという漫画では珍しいドイツ語の
タイトルも気に入って何も知らず…
でもなかなかおもしろそうです。
ナウシカの様なファンタジーで13才の皇子が
奮闘する話ですかね
横書きのネームもそれほど違和感なく
むしろニュータイプ100にはあってるような感じです。
初出がニュータイプUSAとあったのですが
もしかして英語ででてたんでしょうか?
用語解説を読まないと何が何やらわからず不親切な漫画ですが
ヒロイックファンタジーが好きな人ならいけそうです。

アインザッツは音楽用で演奏の出だしという意味。
ニックネーム アサヤ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想

2006年09月02日

やさしい竜の殺し方

津守時生さん名義では未読ですが
多戸雅之さんのショウ&クラウドシリーズを
読んだことはあります。
今は「三千世界の鴉を殺し」ですか
これは挿絵の古張乃莉さんがめっちゃ好み何でいつか読みたいと思ってたんですが続きは麻々原さんになるとかでちょっと微妙。
で、これは私が初めて見たのは紫宸殿(橘水樹&櫻林子)さん(全五巻)だったのですよ。
調べてみたら小林智美さん(全三巻)でもでててさらに今このコミカライズされた
加藤絵里子さんでも新たにでてるようで…すごい。
かなり古いのにそんなにおもしろいんでしょうか
漫画一巻読んだ限りではそこそこってところでした。
ゲームやらないしいまいちパーティーで旅に出るおもしろさが
わからないのかも?
加藤さんの絵はしっかり描かれていて大変なきゃらデザと世界観なのに
丁寧で見やすいです。
でも紫宸殿さんで見たかった…!
というわけで古本屋で旧文庫を探そうと思います。
でも加藤さんバージョンだと6巻目がでるとかで!!
良い商売してるなぁ(笑)
ちょっと悩んでるのはこれはホモなんですか?そういう話ですか
ってところ。基本的にだめなんでどっちかが女性になるとか
そんなファンタジーが無いとついて行けない…
しばらく考えます。
ニックネーム アサヤ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想